ジェネリック医薬品を使いましょう


ページ番号1000770  更新日 令和2年11月14日


ジェネリック医薬品(後発医薬品)についてご説明します

Q1 ジェネリック医薬品(後発医薬品)とはなんですか?

A1
先に開発された医薬品(先発医薬品)の特許期間が切れた後に、他のメーカーが同一の有効成分、同等の効き目で製造したお薬です。

先発医薬品より開発費用が少なく済むので、一般的に先発医薬品よりも価格が安くなっていますが、品質・効き目・安全性は先発医薬品と同等であると国が認めた医薬品です。

Q2 ジェネリック医薬品を使うメリットはなんですか?

A2
ジェネリック医薬品を使用することで、皆さんのお薬代の負担や広域連合が負担する医療給付費を低く抑えることができ、後期高齢者医療制度の運営に必要な保険料や現役世代からの支援金の増加抑制もにつながります。

また、ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同等の品質・効き目・安全性があると認められているだけでなく、小型化・剤型の変更、味の改良など製造工夫がなされているものもあります。

Q3 ジェネリック医薬品を使用するにはどうしたらよいですか?

A3
まずは医師や薬剤師にご相談ください。直接お話ししにくい場合は、保険証等と一緒にお送りしている「ジェネリック医薬品希望シール」を保険証やお薬手帳に貼って提示してください。


処方されたお薬の短期間分だけをジェネリック医薬品に切り替え、服用後、変更するかどうかを決める「お試し調剤」から始めることもできます。

[画像]イラスト:医師へ相談、病院・診療所で処方せんをもらう(変更付加欄にチェックやバツの記載と医師の署名がない場合はジェネリック医薬品に変更することができます)、薬剤師へ相談、説明を受ける、ジェネリック医薬品を選択(161.6KB)

Q4 自分が服用している薬にジェネリック医薬品があるかを知りたいのですが。

A4
先発医薬品の中にはジェネリック医薬品がないものもあります。かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

また、以下のサイトで調べることもできます。

Q5 ジェネリック医薬品はどのくらい使用されているのですか?


A5
日本の令和2年3月時点の使用率(数量ベース)は、77.4%です。

東京都後期高齢者医療広域連合(以下「当広域連合」といいます。)の被保険者における使用率(数量ベース)は、令和2年3月時点で73.3%です。

欧米諸国では使用率が9割を超えている国もあり、ジェネリック医薬品が広く使用されています。これらの欧米諸国と比較しますと、日本での使用率はまだまだ低い状況にあります。


なお、国は、令和2年9月までに80%にするという目標を掲げています。

ジェネリック医薬品の使用率向上に向けた当広域連合の取り組み

お薬代の負担軽減のご案内(ジェネリック医薬品差額通知)

当広域連合では、平成25年度からジェネリック医薬品差額通知をお送りしています。ジェネリック医薬品差額通知とは、現在服用している先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えた場合に、どのくらいお薬代の自己負担額が軽減されるかをお知らせするもので、自己負担額が一定額以上お安くなると見込まれる被保険者の方へお送りしています。

令和元年度の実施内容

当広域連合では、6月下旬及び12月中旬にジェネリック医薬品差額通知をお送りしました。
【対象となる方】

  1. 主に生活習慣病等の医薬品が処方されている方
  2. お薬代が一定額以上軽減されると見込まれる方

すべての被保険者の皆さんへお送りするものではありません。 

令和元年度に実施したジェネリック医薬品差額通知の効果分析結果

ジェネリック医薬品差額通知を約60万人の被保険者へお送りした結果、38.6%の方がジェネリック医薬品への切り替え、1か月あたり約4億8,900万円の医療費削減効果がありました。

貼って伝えよう!ジェネリック医薬品希望シール

保険証等と一緒に「ジェネリック医薬品希望シール」を同封しています。ジェネリック医薬品を希望される方はご活用ください。


保険証やお薬手帳に「ジェネリック医薬品希望シール」を貼ることで、ジェネリック医薬品の処方を希望しているという意思を医療機関や薬局に簡単に伝えることができます。希望シールは下の図のように保険証等の文字にかからないところに貼ってください。


関連情報


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